歳を重ねることで、「常識」とか「社会」というものを肌で感じながら、

人との調和を図ことの大切さを知っていきますよね。

 

若くして、家庭の「しつけ」の中で自然的に、こういった感覚を社会に出る前にすでに

会得している人もいるとおもいます。

 

私などは、以前にも紹介したことがあるかと思いますが、どちらかというと中学からの

寮生活を皮切りに13歳から親元を離れたことで、もっとも多感な時期に集団生活を経験したり、20歳から仕事を始めたことで、ゆっくりと歳を重ねながら、社会性を勉強させてもらった一人だと思います。

 

さてさて、我が家の子どもたちはどうなんでしょうか・・・

 

子どもだからといって、日頃の言動をみて見ぬ振りはできませんが、どうしても、甘くなってしまうのが、常なんでしょうね。

 

中学生になった長男、近ごろ、7つも下の妹を、泣かすことが目に付き始めました。

 

やや、距離をおいて、二人の兄妹ゲンカを冷静にみてみました。

 

兄「その言い方が気に入らん!」等々

 

そして、妹は私のところへ泣きついてきます。

 

両方の話を聞いてみますと、兄いわく「僕に向かってえらそうに言うんや」

兄妹間でも、言葉のやり取りは「カチン!」とくるんですね。

 

そうこうしていますと、長男にも同じような事が発生しました。

  

 

長男の入部した「剣道」では当然、先輩後輩関係が生まれます。

 

見知らぬ先輩に敬語を使うのはあたりまえ。

 

とここまでは合格点なんですが、その先輩の中に、隣に住む◯◯ちゃんが剣道部の先輩として活動しており、この二人の間で言葉使いのトラブルが浮上。

 

小さい頃からいっしょに遊んでいることもあり、◯◯ちゃんには、

おはよう「ございます」、「◯◯ですか」「◯◯していいですか」などなどがいえてないみたいなのです。

 

◯◯ちゃんに呼び出された「敬語をつかいなさい」と一蹴されたとのこと。

な~るほど・・・

 

最近の兄妹げんかの原因が少し読めました。

 

    

これは私を含めて、スタッフ全員に言えることになりますが、「謙虚」さについて考え直さなければと思いました。(私自身思い当たるフシがあるっ・・・・)

 

まず、患者さまへの「気配り」(言葉、動作)はもちろんのこと、スタッフ・業者さますべてにおいて、「気配り」を小さなところから見直したいと。

 

自然とそういう気配りができるようになれば、もっといい関係が作られると思います。

 

若い時は、自分を振り返るということはできてなかったように思います。

以前のブログにも「人の振り見て我が振り直せ」ということで、ことわざを引
用して、ほかのスタッフの仕事ぶりや行動を見ながら、自分の反省すべきとこ
ろを改善していきたいなあ...と紹介したことがありましたよね。

若い頃は、(やたら...若い頃は、若い時は、なんて言い出すと、年齢を感じさせてしまい
ますね(笑))

他人が腹を立てたり怒っている様子を見ると、
「あ~こわ!」とか

「やだなあ」とか、その様子に対していろんなことを思ったり感じたりしてた
だけでしたが、最近は、自分に照らし合わせてみることが多くなったような気
がします。

その人が、怒って「バーン!」って、ドアを閉めたり、感情的になって動作が
荒々しい様子を見て、

『あ~、私も腹を立てた時は、あんな風になってるわ』
と、まるで我が事のように、恥ずかしくなってしまいます。

意外と冷静に分析できたりなんかして、

「自分の気持ち」よりも「相手の気持ち」を分析したり、相手の立場になった
りと、視点がぐる~り180度変化してきているのかもしれません。

やはり、経験や年の功なのでしょうか。

家庭で子どもを見る目も、一人目よりも二人目の方がずっと冷静に見ているよ
うに思います。

最初の子どもには、どうしても感情的になってしかったり、指示したりしてい
たように思います。

二人目になると、しかり方もワンテンポ遅れて、一歩引いてから子どもの行動
を観察しているように思います。
(はっきりと、自覚していませんが...

このことは、仕事の中で、たくさんのお客さまや歯科関係者の方々と接してい
ることも、私にとってはとても成長できる経験として大切にさせていただいて
います。

ただ、こわいのは、「おごり」だと思っています。

経験や知識が増えてくると、どうしても、「おごり」がでてきます。
私も、過去の職場の中で、何例かそういうスタッフをみてきたので、この点だ
けは、そういう人と同じ道を歩まないようにしないように!

と心がけるようにしています。

家庭でもそうですよね。
親としての「おごり」がないように気をつけていきたいと思っています。

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