歳を重ねることで、「常識」とか「社会」というものを肌で感じながら、人との調和を図ることの大切さを知っていきますよね。

若くして、家庭の「しつけ」の中で自然的に、こういった感覚を社会に出る前にすでに会得している人もいるとおもいます。

私などは、以前にも紹介したことがあるかと思いますが、どちらかというと中学からの寮生活を皮切りに13歳から親元を離れたことで、もっとも多感な時期に集団生活を経験したり、18歳から仕事を始めたことで、ゆっくりと歳を重ねながら、社会性を勉強させてもらった一人だと思います。

前置きが長くなりましたが、今回は、うちの田中衛生士について感じたことを書こうと思いました。

まだ若く、当然独身でありながら、母親のような母性を兼ね備えていると常々感じていました。
精神年齢的には、私よりもず~っと「おとな」という雰囲気を持ちながら、少女のような純粋でかわいい部分を兼ね備えています。

だからこそ、彼女の仕事やプライベートにおける「人」への配慮は、公私(スタッフ・お客さま・業者)わけへだてなく実践されています。

そんな彼女だからこそ、家族のように思うスタッフ(げっ!私も含めてだけど...)の行動や言動に、小さな胸を痛めることがあることを知りました。

たとえば、自分の兄弟姉妹や親が、他人に対して失礼なことをしたとき、身内に対して、(私のように...)憤りや怒りを感じるのではなく、「悲しみ」を感じてしまうことがありますよね。

自分の子どもが、人に対して失礼なことをしたりすると、怒りより「どうして相手の痛みがわからないの」と悲しくつらくなる...そういった感情とでも言うのでしょうか。

そういった苦しい思いを、田中が感じていることがある...

(あー、わたしも感情的になった時、ドアを「バタンッ」って閉めてるわ...とか相手への配慮を忘れてるわ~...とか、い~っぱい...きゃ~!)

他人を「責める」のではなく、なかば自虐にも思えるほどの「悲しさ」となって、自分を責める田中に言いようのない、「いとおしさ」を感じたほどでありありました。

これは私を含めて、スタッフ全員に言えることになりますが、「謙虚」さについて考え直さなければと思いました。
(またまた、きゃーっ!私自身思い当たるフシがあるっ...

まず
お客さまへの「気配り」(言葉・動作)はもちろんのこと、スタッフ・業者さんすべての場面においての、「気配り」を小さなところから見直したいと。

自然とそういく気配りができるようになれば、もっといい関係が作られると思います。
(後輩からは...私って怖い存在みたいだけど、だれか私の首に鈴をつけてネ...

なぜ、そういう職場にしたいかというと...

私(森下)は、心から田中さんを尊敬しているから、彼女のようなきれいな心の職場にしたいと思っているからです

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