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矯正治療を終了された 樫子弓乃様

 

 

カウンセラー森下がご紹介します(^^)

 

今回ご紹介させて頂く患者さは、樫子弓乃(かしこゆみの)さまです。

私の娘が生まれ、命名する時に迷った「...乃」という最近は、やや古風ととられがちな

優しく品のあるお名前をお持ちの樫子さん。

イメージ通りの古風な日本的女性で、とてもお若いのにお言葉使いも美しく、

品格のある方であります。...(私とは似ても似つかないおしとやかな女性...。)

 

【症状】

さて、樫子さまの症状とこれまでの経過は...

お仕事をはじめた20歳ごろ、口を大きく開けると顎が痛くなり、しだいに肩こりや

首の張りから、ついには顔面痛を引き起こしはじめたとのこと。

そこで、ある病院の口腔外科で診察してもらい、まずマウスピースを装着することに。

でも、症状は良くならず、矯正も試みました。

しかし、顎の痛みはいっこうに改善されず、途方にくれていたときに、ホームページで

当院の存在を知られたとのことでした。

 

【総合的歯科治療】

当医院の治療は、まず、顎が楽に噛める場所探しを実施しました。

そして

奥歯に被せ物をして、歯全体の高さを安定させるというものです。

一方で、この症状は、ひとつの原因ではなく、ほかの要因が複雑にからんでいるとも考えられましたので、いろいろな日常生活の場面を想定し、1日の時間のうちで約三分の一を占める「睡眠」時の改善も図ることをカウンセリングや当医院の見解をとおして試みることとしました。

 

このことには、樫子さまが非常に懐ふかく、あらゆる対策を実施してみようという前向きな姿勢のたまものといえます。

そこで、樫子さまが寝る時の状態(畳に布団を敷いている・ベッドで寝ている・どんな布団を使用しているか。どんな枕を使用しているか)をつぶさに聞き取ることからはじめ、アドバイスしていくこととしました。

 

【心のケア】

樫子さんの当院院長の印象は、

「今までの先生には、いろいろ説明してもわかってもらえず、一方的な治療を

勧められたのが、吉本先生は、とにかくよく聞いてくれた。これは治療にいたり、精神的に一番大きかった」とおっしゃっていただきました。

 

このご感想は、当医院にとってたいへん嬉しいことであったことと、「心のケア」の重要性を改めて、私達吉本歯科医院のスタッフ一同が痛切に感じた瞬間でもありました。

 

樫子さまから教えていただいたこの大切な「心のケア」を、これからもしっかりと

生かしていきたいと思います。

 

それと、今回の治療に際して、吉本歯科医院と樫子さんご自身とだけの関係ではなく、複雑な治療に際し、小豆島にお住まいのご両親も来院され、家族みんなで支え合ってきたことも、

当院では、心から感謝していることであります。

 

ご家族の後押しを受け、多くの方のご理解を頂いたからにほかなりません。

樫子さんのご家族の皆様、本当にありがとうございました。

 

【これからも】

人間の体は、常に変化しています。

改善したといっても、いつ症状が変わるか予断を許さないのも事実です。

当医院は、樫子さまの笑顔見るために、これからもより多くのケアをしてまいりたいと

思っています。

 

最後に樫子さんが当院に下さったメッセージをご紹介しますね。

 

 

『森下さん(カウンセラー)と治療を振り返りながらお話していて、改めて4年間通っていたんだなあとしみじみ思いました。

 

矯正治療を終えても顎と顔の痛みがとれず、でもあきらめるにあきらめきれず、自分に合う病院を探してほとんど歯医者難民のようになっていた私がやっと落ち着ける場所が見つかったのが4年前でした。

 

治療を始めて最初に思ったのが「こんなに話を聞いてくれるところはなかったなあ」ということでした。

それまで症状を伝えてもあまりわかってもらえず、だんだん自分の状態を話すことが怖くなっていたのでとても嬉しかったです。

 

治療方針についても丁寧に説明してもらえるので、いつも納得して治療を受けることがで きました。また治療の前にスタッフさんが「調子はどうですか?変わったことはないですか?」と訊いてくれて、先生に伝えてくれているのが聞こえてきていたので安心できました。

 

最初に作ったマウスピースが今までのものと違っていて驚きましたが、他にも寝具を見直したり、斜めの台に立って足踏みしたり「?!」と思うこともありました^^; が、治療は一方的に受けるものではなく、生活習慣を見直したり、自分で改善していくことも必要なんですね。

 

いつも皆さんの笑顔に迎えていただき、また体もどんどん楽になり、良くなってきているのが実感できたので通院はむしろ楽しいものでした。ですので、初めて治療が終わってしまうことをさびしいと思いました。「もっと早く辿り着けていれば・・」という気持ちもありましたが、遠回りでも最終的に出合えた私はラッキーだと思います。

 

本当にありがとうございました。来月からPMTCでお世話になります。これからもよろしくお願いいたします。

 

余談ですが、職場の朝礼で内容は何でもいいので発表をする機会があり、先日吉本歯科医院様のお話をさせていただきました。

「チームワーク抜群な歯医者さんです。私たちも見習いましょう !」という私には珍しく、熱い話をしました。ちゃんと同僚たちの心に響いていればいいんですけど・・・。

 

 

そういえば一度驚いたことがありました。

診察に伺って、待合で座っていたときに吉本先生が診察室から出てこられて「かしこさん、調子どう?」と声をかけていただいたのですが、後になって「先生って患者の顔と名前、全部覚えてるの!?(o)」と思いました。すごいです!! 感動しました。                                          

伝えたいことがありすぎて少々支離滅裂だったかもしれませんが、少しでも皆さんに感謝の気持ちが伝わっていれば嬉しいです。 』

 

 

こんなあったかい素直なお気持ちをストレートに表現して下さる樫子弓乃さんです。

本当に素敵でしょう?

まさに、「患者力」超高得点の患者さんだと思いませんか?(笑)

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