若い時は、自分を振り返るということはできてなかったように思います。
以前にも「人の振り見て我が振り直せ」ということで、
ほかのスタッフの仕事ぶりや行動を見ながら、自分の反省すべきところを改善していきたいなあ...と書かして頂いたことがありました。
若い頃は、(やたら...若い頃は、若い時は、なんて言い出すと、年齢を感じさせてしまいますね(笑))
他人が腹を立てたり怒っている様子を見ると、
「あ~こわ!」とか
「やだなあ」とか、
その様子に対していろんなことを思ったり感じたりしてただけでしたが、最近は、自分に照らし合わせてみることが多くなったような気がします。
その人が、怒って「バーン!」って、ドアを閉めたり、感情的になって動作が荒々しい
様子を見て、
『あ~、私も腹を立てた時は、あんな風になってるわ』
と、まるで我が事のように、恥ずかしくなってしまいます。
意外と冷静に分析できたりなんかして、
「自分の気持ち」よりも「相手の気持ち」を分析したり、相手の立場になった
りと、視点がぐる~り180度変化してきているのかもしれません。
やはり、経験や年の功なのでしょうか。
家庭で子どもを見る目も、一人目よりも二人目の方がずっと冷静に見ているように
思います。
最初の子どもには、どうしても感情的になってしかったり、指示したりして
いたように思います。
二人目になると、しかり方もワンテンポ遅れて、一歩引いてから子どもの行動
を観察しているように思います。
(はっきりと、自覚していませんが...)
このことは、仕事の中で、たくさんのお客さまや歯科関係者の方々と接していることも、私にとってはとても成長できる経験として大切にさせていただいています。
ただ、こわいのは、「おごり」だと思っています。
経験や知識が増えてくると、どうしても、「おごり」がでてきます。
私も、過去の職場の中で、何例かそういうスタッフをみてきたので、この点だけは、
そういう人と同じ道を歩まないようにしないように!
と心がけるようにしています。
家庭でもそうですよね。
親としての「おごり」がないように気をつけていきたいと思っています。