前回、「関わり合う職場」に出会ったところまで、たわいないお話しをさせていただきました。

年齢を重ね、家族をもってから、サンサンと輝く太陽や自然の恵みのありがたさに感動し感謝するみたいに、「社会」というものをあらためて考えるようになったように思います。

また、「出会い」というものを偶然的な関係でみるのではなく、私にとって「必然的」だったのではないかなと...

うまく言えませんが、そう感じた瞬間に、これまでの人生で出会った人や職場で知り合ったスタッフや患者さまが、私を支えてくれている一本一本の柱のように思えました。

これまで、たくさんの人生の分岐点を経験してきましたけれども、いつもそこには、「人」がいて、助言をいただいたり、道しるべになってきました。

そんな出会いが、一番には両親であり姉妹であり、近所のおじさんおばちゃんであったわけで、いっぱいの「人」が私に関わってくれたくれたんだなあと感じました。

そして、私の分身(子ども)ができたということは、まさに幸運でありました。
これからは、目の前の人との関係をもっと大切にしなければいけないなあと思うのですが...、そうは言っても、出会う人すべての方に、全力を尽くして付き合っていくというのは、お釈迦様でも難しいですよね...

凡人の私ならばなおのこと。

職場で、地域で、学校(子ども)で、手を広げることはできないけれど、私の「器(うつわ)」にあった量で、関わっていきたいと考えています。

話は変わりますが、今住んでいるところで、嬉しいことがあるんです。

自宅の前の家に住んでいる方が、当院で治療をされ、快適な歯生活を送られています。

※歯生活とは、治療をされている方の歯が及ぼす生活環境を私が勝手に私生活ともじって歯生活と言ってます...私が勝手に使ってます(笑))

地域と職場、切っても切れない関わりが、昔の地域社会だと思います。
「食」が「医療」が地域に根ざすように...

そう思うと、自然と吉本歯科医院の役割とか私の役割が少しずつ見えてきたように思いました。
「地域」に根ざした歯科医療。

行き交う人と「歯はいかがですか」「ぼちぼちですよ~」
そんな会話ができる町...

「健康が人を守り、地域を守る」
言いかえれば、
「歯が人を守り、地域を守る」

道行く人の笑顔には、白い歯が輝く。

私の...吉本歯科医院の理想です。


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