突然ですが、私はコーヒーが朝食の時の欠かせない飲み物となっています。
子供たちがガツガツとお米のご飯を食べている横で、パンとコーヒーで一日のはじまりを迎えています。
もう習慣になっているんでしょうね、目覚めの一杯と言ったところでしょうか。
かといって、お茶は飲まないのかというと、そうではありません。
子どもの頃から愛飲している「番茶」をよく飲んでいます。
「番茶」は、この5月に摘み取った緑茶です。
毎年、田舎の母が茶畑で穫れた茶葉を手作りで「番茶」にしてくれて送っているもので
いまだ、店頭に並んだ商品(番茶)がこの味を超えたものを飲んだことはないほどで、
私としては、味ともに120%安心して子どもたちにもすすめられる一品と言えます。
【人生初の茶道】
さて、「茶」といえば、最近、とても素敵な女性と「お茶」を通して、素敵なひとときを過ごす体験をさせていただきました。(↓娘と先生)
その女性は当院にお越しいただいている患者さまで、「石州流派」という「茶道」の先生をされていらっしゃいます。
「石州流派」とは, 4代将軍徳川家綱の茶道指南役となった,片桐石州(片桐貞昌)という
江戸時代の大名の名前からきている流派だそうです。
また、流派を問わず「人をもてなす事の本質とは」と言った茶道本来の精神を見直すことによって、現在「茶道」と呼んでいる茶の湯が完成したといわれています。
...らしいです(てれ笑い)
さて、難しい話は置いといて...江戸時代には武家作法を取り入れた茶道とのこと。
私も若い頃は、「日本の伝統文化」や「和」には、あまり興味がなかったのですが...
自分に娘が出来たことや歳を重ねてきたからかなのか、興味もあって、恥ずかしながら
お願いして、娘と二人ご自宅に伺わせていただきました。
人生初の「茶道」を経験し、当然、作法の難しさも体験しながら、先生のすばらしい
「お点前」を拝見、その凛(りん)としたお姿に思わずうっとりしてしまいました。
私の職場にしても、社会の中で、人と接して生きている以上、「人をもてなす事の本質」
は何か!
生きているうちに、何かつかみ取りたいという心情にかられた、そんな春の日の一日でした。