私の母はとても何事にも寛容な人です・・・・・なんていうと
「人間ができているのね」
「気持ちのおおらかな人ね」
「小さいことにガタガタ言わないんだ」
と、非常に心の広いイメージで伝わってしまいます(笑)。
実際、私の母は、とにかく私たち四姉妹に対して、
「あれしなさい」
「これしなさい」「
「こうでないといけません」
とか説教じみたことは、いっさい言う人ではありませんでした。
いつも、ニコニコして「ほんわか~」としている、そんな母です。
でも、私は時に、そんな母を少し頼りないと思ったこともありました。
さすがに、この歳の私に、「あーしろ、こーしろ」と言ってほしいとは思いませんが、
昔をかえりみると、子どもの頃に、もう少し厳しく説教くらいしてくれてもよかったのに・・などと思うこともあります。
今になって思えば、若くしてすぐに嫁入りし外へあまり出たことのない母でしたので無理もないのですが、私が子どもの頃は、友達が「お母さんに◯◯しなさいといわれた」とか
「わからないけど親が◯◯しろというの」というような、話を聞くと、
(友達の親は、いろいろ相談にのってくれたり、アドバイスしてくれていいなあ)
と、うらやましかったりしたこともありました。
そういう子ども時代の反動があるせいか、当の私はというと・・・
私の子どもへの対応は、我ながら恥ずかしいくらいに「怒り」モード全開の日々を送っています(泣)
勉強にしてもそうですが、特にいまは「剣道色」に染まってしまった我が家では、
週に4回の稽古への同伴によって頭の中は剣道...剣道...剣道(キィ~!!!)
私自身、仕事と子育てとの両立が乱れ始めてきているんでしょうか?
つねに、ストレスを抱えている感じとでも言うのでしょうか?
(心休まる時がないっ)
「どうして、これができないの!」(う~ん、私だったらできないかも)
「何回言ったらわかるの!」(私でも理解できないわ)
まさに【自分のことは棚に上げて】状態と言いますか、
「後悔のない人生を子どもらに送ってもらいたい」というんでしょうか。
たぶん、本人のやる気を試しているんですね。
怒られて泣いているのか自分にくやしくて泣いているのか、その真意はつかめていない
ですが、子どもをにらみつける中に、
「自分に負けないで!」って励まし叱咤している、私の表情とは裏腹の気持ちが、
心の中にいっぱいあります。
だから、「もう剣道なんかやめてしまいなさい!」という言葉に、泣きながら首を横に振る
娘を、引き寄せ抱きしめる私がいます。
親にはいろいろな接し方があるんだと思いますが、私には、これしかできないんでしょうね。
あとから、「あ~言い過ぎちゃった」とか「めげてないかなあ」
もう~心配ばかり。
今まで、子育てて悩んだことなどなかったのですが、今はこの子には、これでいいのだろうか...と悩みながら、試行錯誤の子育てをやっています。
ちなみに、私の姉は、母とそっくりです(笑)。
にこにこ、ほんわか~。
あ~
わたしも本当は、母みたいになりたいっ!
子育ての先輩方、こんな私に何か解決策はありませんでしょうか?
教えてください!