こんにちは吉本歯科医院のカウンセラー森下はるみです。
女性は、いつも同姓の誰かに憧れながら年齢を重ねていきます。
今回の患者様(井上和子さん)は、私にとっては、こんな女性になりたいと思えるような、そんな方です。
【井上和子さん(61歳)】
カウンセリングしていても、とにかく気持ちのいいお話しをされ、笑みを絶やさず、明るく楽しい常に前向きに物事を考えていらっしゃるの、そんな方です。
人は、「幸福」なとき笑顔で前向きに生きていけるのではなくて、前向きに笑顔で生きているから「幸福」を呼ぶものだと、思わず納得させてくれる、そんな女性です。
そしてなによりも、ご自分では意識されていないかもしれませんが、私が感じるのは、時間を1分1秒無駄にせず、プラス思考で「生きている」ことを体現している方だと思うのです。
なので、お話をお聞きしていても、「時間」を常に有意義に使っているという印象があるのです。
まず、家事や家族のケアをしっかりと行うことはもちろんのこと、その合間の時間を趣味のヨガや西洋木彫り(これはすごいっ!)etc・・・
この3月には、京都へ旅行し、その際に十二単(ひとえ)を着てこられるとのこと、女性の夢を次々に実現されていく、私にとって「将来こうありたい!」と思える素敵なおばさまです。
そんな、井上さんにも、気がかりが一つ。
それがまさに「歯」だったわけです。
【入れ歯との闘い】
35歳くらいから、抜歯し入れ歯を使い始めたという井上さん。
井上さんのお母様が脳梗塞で倒れてから、施設に入居されるようになってからは、お母様の入れ歯を外しては洗浄したり、自身の入れ歯のケアにも大変ご苦労されていたと聞きました。
何度も入れ歯を替えられ、時には大変高価な入れ歯も使用してみたが、いっこうに満足な食事もできず、歯ぐきも痛めるなど、何十年もつらい思いをしていたとおっしゃっておられました。
お母様の入れ歯や食事のご様子などを目の当たりにしていたこともあり、このままでは、私もこのまま同じようにつらい思いを続けなければならないのか。
と考えるようになったといいます。
【転機】
そんな時、偶然インプラント治療をした人の話を聞くことがあり、気持ちはインプラント治療へ大きく傾いてきたとのこと。
家族にも相談し、いざ、歯医者さんへ!
最初の病院では縁なく、転院を経て、当医院へ来ていただいたということでありました。
まさに、インプラントとの出会いが、食生活だけではなく人生を・・・これからの井上さんを大きく変えていくこととなったのであります。
【吉本歯科での治療】
まず、井上さんのお気持ちと決意をお聞きすることになりました。当院では、頭ごなしに治療内容を決めてお客様に進言することはしません。
なにを患者様が求めているか。それから時間をかけて心と体が当院の目指す治療と同じ方向に向くまで、話し合って納得していただいた上で、治療がスタートできるよう心がけています。
①美味しい食事ができるようにする。
②治療期間を2年で行う。
③全顎的なインプラント治療。
これが当院院長吉本と井上さんが求めたプランでした。
こう決めたとき、井上さんは、
「先生を信じて一つ一つ治療をクリアしていきゴールするぞ!」
と思った、とお話して下さいました。
娘さんやご主人ともよく相談し、最後はご自分が決心し、迷いもなかったとのこと。
当院や当院院長のことを信じてくれたという言葉が、今さらながら、私の胸を熱くしてくれたの
は言うまでもありません。
こうなると、「成功」の道筋ははっきりと見えてきます。
この信頼関係を井上さんが築いてくれたことは、医療現場としては鬼に金棒みたいなものとなります。
失敗する要素が取り払われたということでもあります。
結果は、当院としても大変満足のいく治療が行えたということに尽きます。
これも、当院院長の技術だけでなく井上さんとの二人三脚治療が生んだ、賜物にほかなり
ません。
【領収書】
最後に、治療後の井上さんのコメントで、この紹介文をくくりたいと思います。
井上さん、おつかれさまでした。
そして、ありがとうございました。
これからも、この歯をすっと快適に使用し続けるために、いっしょにケアしてまいりましょうね。
「幸せで幸せで食事が美味しい。昔は、口元を手で隠して笑っていたけど、今は隠すことなく笑えます。みんなに見て見てと言って、いつもニコニコしています。
ニコニコできることが、(この治療費の)領収書です。
家庭というのは女性(奥さん)が笑顔でいることが一番いいです。」