こんにちは。吉本歯科医院のカウンセラー森下はるみです。
歯科医療現場での仕事を始めてまもなく18年をむかえるのですが、
同時に、いま、大きな転機をむかえているように思います。
「私らしい勤め方」または「私らしい仕事」です。
『生活のためにやってきた仕事』が、カウンセラーという仕事の分野の中で、はっきりと『人との関係を築いていく仕事』を意識するようになっています。
■この人はどう思っているんだろう
■吉本歯科医院は何を目指しているんだろう
■この治療は何のためにするのだろう
■私は、何をしたいのだろう
明確な答えをもって仕事や生き方をしている人は、ごくまれにいるだけだと思います。
私も、自分では気がついていません。
これでいいのだろうかと自分に問いかけている時...。
そんな中で、小学5年生になる長男が学校から持ち帰ってきた
《ぼくが将来つきたい仕事》
...歯科カウンセラー...
お母さんのような仕事がしたい
たぶん、クラスでも、「なに?それ」というふうに見られたでしょうし、先生もすぐにはその業種を思い浮かべなかったと思います。
思わず「えー!?なんで歯科カウンセラーなん?」
とびっくりしたことは言うまでもありません。
普通の親なら、「まあ、うれしい!」と思われるのでしょうが、私の反応はイマイチだったと...(――:)
「カウンセラー」の仕事は、学校の先生のように、「こうです」「こうしなさい」という指導の仕事ではありません。
また、相手が理解するしないに関わらず、最善の方法を一方的に押しつけることはできません。
この患者様は私がお伝えしたことをちゃんと納得してくれたのだろうか...このことを常に考えながら、仕事をさせていただいています。
子どもの夢というものは、大人みたいに「お金が儲かる」とか「安定」や「楽ちん」とかの、現実的な視点で思いつくものではありませんよね。
「かっこいい」とか「一生懸命な姿」とかに、感動をおぼえて自分もこうありたいって夢を抱くもので、そういう姿をみているように思います。
そんなことを考えていると、カウンセラーの仕事もまさに《感動》のなかで、患者様や医院・スタッフと関わらせていただいています。
私らしい仕事とは、人(患者様)との人間関係を築く中で「いい治療だった」と心から納得していただける感動を提供するだと、今感じています。