こんにちは、カウンセラー森下です。
昨日、うれしいことがありました。
家で夕食を食べていると11歳の息子が、いきなりニヤニヤしながら言いました。
「お母さん、いつも仕事をしてくれてありがとう」
えっ、何?
どうしたの、急に、なんか欲しい物でもあるの?
11月23日は勤労感謝の日だから・・・とうれしそうに、恥ずかしそうに言いました。
もう本当に嬉しくて嬉しくて・・体の疲れなんか吹っ飛んじゃいました。
私が仕事をしていることで息子にさみしい思いをさせているという負い目はありました。
でも、子供はそんな親の気持ちを受け入れ、理解しているんですね。
ほんとに子供から教わることは多いです。
ちょっと冒頭息子自慢をしてしまいましたが、
今日は金属アレルギーについて書きたいと思います。
金属アレルギーとは、金属が接触して、金属のイオン化した物が溶け出すことによりアレルギー反応を起こすことです。
吉本歯科医院にお越しになられる患者様のなかにも何人か金属アレルギーの疑いが考えられ、皮膚科に紹介をさせていただきました。
「金属アレルギーかな」と御自分で言われる方もいらっしゃいますし、ご自分では、そう思ってなくて、こちらから「金属アレルギーの可能性があります」とお話させて頂く事もあります。
ご自分で言われる方の症状をお聞きしてみるとアクセサリーをつけると皮膚が赤くなるとか痒くなるという症状が多いようです。
口の中の金属が原因と思っている方は、ほとんどいらっしゃいません。
先日も、ある患者さんが「ブレスレットをつけてかぶれたことがあると」と言われたので
皮膚科での検査をお進めしました。
「+」と書かれている物にアレルギー反応が
ありました。
この患者さんの場合は
① 塩化パラジウム
② 塩化コバルト
③ 硫酸ニッケル
以上3つにアレルギーをおこすとの結果がでました。
いずれも歯科治療で歯に被せたり、詰めたりする時に使われ金属です。
この患者さんは数年前に金属を入れていました。
口の中の金属アレルギーは、金属を使用してから数十年たって突然発症することも多く、すぐにアレルギー症状が現れるとは限りません。
また金属が直接あたる部分がかぶれるだけでなく、手や足、全身にまで影響がでることがあります。
このような症状があり、もしかして金属アレルギーかなと不安に思われている方は吉本歯科医院にお越し下さい。
金属アレルギーの治療の第一歩は、原因の金属を突き止めることです。
そして口の中に原因の金属があれば取り除くことです。
そうしないかぎり金属アレルギーの症状は治りません。
取り除いた後はアレルギーのでない材質の物に置き換えなければいけません。
金属アレルギーについては当院の院長、吉本彰夫がブログで詳しくご紹介しておりますのでぜひご覧下さいね。https://www.8181118.com/director/2009/11/post-16.php