今日、私の元に、例の本がまわってきました。
本を貸してくれたのは、そう...当院の「新枝先生」その人。
「その話し方軽すぎる!?」
中学2年になる息子を含め、私もこの年齢になってくると、年頃の若者、とくに男子(男性!?)の言動や態度、物腰がいちいち気になってしょうがないっ!のであります(笑)
将来の息子の姿をも気にしながら、知らぬ間に照らし合わせてみてしまいます。
ので、ついつい(失礼ながら...)新枝先生にも口うるさく言ってしまうことがあります(笑)。
はい。ナニワのおばちゃんのように「なんでやのんっ」って(自分自身も出来ていないのですが...)
これも母...母性の本能とでも言うのでしょうか、なににつけてもツッコミをいれてしまう教育ママがいるのであります。
昔人間の私やマネージャーのツッコミにいつのまにか、新枝先生は、訳も分からないうちに自分の話し方やしぐさが気になり始め、文頭の本を買ってしまった...ということになりました。
(...たぶん、先生はごくごく普通です。
ただ当院の院長が極端にきれいな言葉遣いをするのです。
わたし達女性陣がややオーバーなんですよね)
テレビでは連日、お笑い芸人のオンパレードで、司会をはじめコメンテーター、
はたまた評論家や政治の分野にまで出演する具合。
それに耳を傾け、賞賛の拍手と声援を送っているのはギャルといわれるような
世代の若い女性達。
軽いノリと、テンションの高さが出演者や視聴者を魅了していくさまに違和感を覚えてしまいます。
(ちなみに、けっしてニイエダ先生がそういう人達と同じと言うことではないですよ(笑))
まあ、いまのは極端な例でお話ししましたが、私の息子や娘も含めて、おそらくいまの子ども達や若者は、そういったテレビや雑誌などの影響を強くつよく受けて育っているはずではないでしょうか。
私自身も、かえりみてみれば「親しき仲にも礼儀が...なって...ません」
背筋をピンと伸ばした、人との接し方ができていません。
化粧で顔は変えられても、服できれいに見せることができても、笑顔で表情を変えられても、「言葉」や「しぐさ」で人はすべてをさらけ出してしまいます。
私は、比較的今まで生きてきて、「もっと勉強しとけばよかった」とか「あのときこうすればよかった」とか仕事も生活もそんなに後悔したことはありませんでしたが、カウンセラーの仕事をするようになってからなのか、母性型勉強会に行くようになってからなのかわかりませんが、生活全般に関わるマナー、礼儀作法、話し方を身につけておけば良かったなあと思っています。
どんなときでも、背筋をピンと伸ばして人と接することができるようになっていれば、
家庭や職場など、場所を限定することなく、どこで誰と会っても、その場にふさわしい話し方や行動を取れるようにおもいます。
「その話し方軽すぎる!?」
この本を読むにつれ、人のことどうこうよりも、まず自分の言動としぐさや行動、
接し方が気になってしまいました(失笑...)。