我が家では毎晩子供たちが言う言葉があるんです。
「ママ!運動するよ!腹筋25回」
なんと、今のところ3週間続いているんですっ!!!
運動嫌いな私が、なぜ、腹筋を始めたか。
長男のある思いこみから、私を「腹筋」という運動に走らせたんです...
...その思いこみとは...
なぜか息子は、「ママのお腹がぶよぶよになるとお腹の病気になる」と信じ込んでる
んです。・・・そんな馬鹿なっ!と思いますよね
子供は素直に受け入れ、大変だ~と思ったのでしょう。ある日突然、息子のスパルタ
指導が始まったんですよ!
(^_^;)とにかく...私の辞書にはない「地道」と「継続」がですね、パッ!と「私の辞
書」の中に載ってしまったんですよ。
最初は腹筋1回も出来なくて...笑われて...でも...できるようになっちゃったんですよ
ね...
三日坊主だと思っていたのですが・・・なんと今だに続いてるんですよ(えっへ
ん)。
なぜ続けられるのか...私の体を心配してくれる子供の気持ち...純粋な気持ち
その気持ちを裏切りたくないと思うから続けられてるのです。
たかが腹筋ごときですが・・人を動かすのは知恵とか理屈じゃないですね。人を動か
すのは「人」、今回私を動かしたのは、愛する子供の「思い」だったんだと...私に
とっては人と人との関わりについて考えさせられた出来事なのでした。
このことがあって、子供は親を選べないと言いますが私事に関してはこの子たちは私
を選んでくれたのだと思えるのです。子供たちのおかげで、「私の辞書」はどんどん
厚みを増していくのでした。そして、厚みとともに「明日への活力」がみなぎってく
るので~す。
そんな中、先週、吉本歯科とは深い関わりのある池田弘子先生による「コミュニケー
ション能力研修」にスタッフ一同参加してきました。
まさに、コミュニケーションの基本たるべき「人と人」の接し方について、「相手に
対する思い」が大切であることを学びました。
おそらく、十年前の私には理解するのに大変な時間と経験が必要だったと思います
が、私を気遣う子供の思いが身にしみる今は、乾いた砂に水が浸みていくように、こ
の研修の意味が理解できたような気がしました。
自分がカウンセラーという仕事をする上で、患者さんにどう向き合っていくべきか...
いかせていただくか、その答えの扉を少し開いたような、そんな研修でありました。
贈り主の名前は・・・・・・(^^)