仕事で少しお暇をいただいて小学6年生になる息子の運動会に行ってきました。
週末の雨で順延となり、平日の開催となったためです。
職場に帰ってきても、息子達の演技を見た興奮がさめず、また、 誰かに伝えたくてブログに書いています。
その興奮とは...
6年生の「組立体操」。
もう、これまでにないような感動を子供たちからもらいました。
なぜにここまで感動したのか。
「組立体操」は、個人競技ではなく、心も体も一つにして助け合ってできる団体競技なんですね。
例えば倒立、これって相手がちゃんと足を持ってくれるか心配していたら 躊躇して恐怖心がつのりできないですよね。
息子も最初は「相手が持ってくれなかったらどうしよう」ってそればかり心配していました。
こんな気持ちで当日を迎えた子供たちも多いのではないでしょうか?
でも本番は、みんな成功、大成功!1人の失敗もなく!すごいね~。
この瞬間って、きっと子供たちが「友達を信じられた瞬間」だったのかなって勝手に解釈しました。
友達を信じ、友達に信じられることのすばらしさを学べるのが「組立体操」だと思った瞬間、なぜか涙があふれてきました。
時には、土台になって、上からの重みや痛さに耐えながら、この演技をやり遂げよう、上になった友だちを落としてはいけない。
そう互いに思いを一つにしながら、学べるのがこの演技の目的ではないのでしょうか?
職場で、たかが運動会の演技にここまで考え、機関銃のように喋りまくる私を、同僚の田中さんは「森下さんらしいですね」って一言。(笑)
もう機関銃の弾丸は止まりません...。
マネージャーに「あのねあのね・・息子がね・・・」
治療に来ていた小学校の校長先生に「組立体操って・・・・」
こんな「感動」を息子や同級生の子ども達にいっぱいもらって、なぜか幸せな気分になってしまいました。
人と人との関係を、子ども達から教えられたような...、形はないけど心に温かくずっしりとひびくプレゼント。
「親は子どもから教わる」なんていうセリフは、耳にしても実感がわかなかった私に、この日は、体験をもって教わることができたように思います。
怒らせたり、泣かされたり、悲しまされたり、喜ばされたり、そして何とも言えない感動をもらったり、本当に子どもは、私を成長させてくれる私の先生です。